Urban&Rural, Architectural approach for the Beautiful Earth.

Instagram

Facebook

projectsプロジェクト

main projects

倉敷国際ホテル

大原 總一郎がホテルの計画書に寄せた一文がある。
「・・・倉敷を本当に愛して訪れた人々にとって共通のウィークエンドハウスのような小ホテルがあればそれは最も好ましい事と思う。そして、それ自身、街と調和した一つの文化財であってほしいと思う。・・・」
このような思いを受けて、小さくても国際的なホテルを目指して、細部まで注意を払って設計された。
見せかけのきらびやかさを避け、安全とか快適に裏付けられた品位と風格を目指したが、唯一の贅沢として、ロビー吹抜けの棟方志功の「板画」と玄関正面のアマンジャンの壁画(現大原美術館所蔵)によって来客を迎えることとした。
竣工当時、ホテルの社会性の象徴として市に寄贈された「いちょう」の街路樹は大きく成長し、風格のある景観の一助となっている。

2012年5月撮影
Photo Forward Stroke Inc.

宴会場増築
構造・階数・延床面積:S造 地上1階 310㎡
設計業務完了年月:1982年10月
完成年月:1983年2月

新館
構造・階数・延床面積:RC造 地上3階 2,360㎡
設計業務完了年月:1986年10月
完成年月:1987年10月

50周年リニューアル
設計業務完了年月:2011年12月
完成年月:2014年3月

耐震改修
設計業務完了年月:2018年12月
完成年月:2019年8月

data

所在地
岡山県倉敷市中央
構造・階数・延床面積
RC造 地上4階、地下1階 5,570m²
設計業務完了年月
1963年2月
完成年月
1963年11月
受賞歴
1964年 建築年鑑賞
1965年 日本建築学会賞